アベンジャーズ
細かいことは考えずに楽しめる「アメリカ万歳!ハリウッド万歳!」のお祭り映画。誰がどう見たって面白いので、今回は予習が必要かどうかを考えてみた。![]() |
原題/Marvel's The Avengers
監督・脚本/ジョス・ウィードン
音楽/アラン・シルヴェストリ
あらすじ
異世界から侵略者が現れた。アイアンマンたちアメコミヒーローが一致団結して迎え撃つ。
元になった作品は何?予習はいるの?
本作はマーベル・スタジオズ製作の以下5つの映画が元ネタです。1.アイアンマン / 2008年公開
2.アイアンマン2 / 2010年
3.キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャー / 2011年
4.インクレディブル・ハルク / 2008年
5.マイティ・ソー / 2011年
結論から言うと、予習は特に必要ないと思います。見ておいた方が良いのはもちろんですが、いきなり本作を見ても十分に楽しめると思います。
ちなみに管理人はハルクとマイティ・ソーを見ていない状態(事前知識もナシ)で鑑賞しましたが、「話がちっともわからない!」なんてこともなかったですし、メチャクチャ面白かったです。
各作品のヒーローたち(アベンジャーズ)を簡単にご紹介
アイアンマン1&2 |
トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr) |
![]() |
ナルシスト&大金持ち&天才発明者。自分で発明した超ド級パワードスーツ・アイアンマンを着用して世界を守るために戦う。 空を飛んだり手のひらからレーザーを撃ったりとけっこう強くて、おいしいところを全部持っていく。 |
ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン) |
![]() |
諜報機関S.H.I.E.L.D(シールド)の長官でヒーロー達を召集した人。本人はヒーローじゃないのでそんなに戦わない。 「上からはコキ下ろされ、下からは突き上げられる」というかわいそうな中間管理職。 |
ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン) |
![]() |
フューリーの部下で優秀なスパイ。生身の人間なのにけっこう強い。生身の人間ではたぶん最強。何よりもかわいい。何よりもお尻。![]() |
キャプテン・アメリカ |
スティーブ・ロジャース / キャプテンアメリカ(クリス・エヴァンス) |
![]() |
ヘンな薬を飲んでバキバキに強くなった第2次大戦中のアメリカ兵士。とある理由により現代に復活する。 強さはブラックウィドウよりちょっと上というくらいで、アイアンマンや後述するハルク、ソーほど強くはない。でもリーダーシップが抜群で、みんなをまとめている姿がひたすらに格好いい。 そしてそして何よりも、盾がスゴい。盾が無敵。 |
インクレディブル・ハルク |
ブルース・バナー / ハルク(マーク・ラファロ) |
![]() |
ひょんなことからガンマ線を浴びてしまい、その後遺症で怒ったら怪物(ハルク)に変身する体質になった。 ハルク中は感情のコントロールが不可能で敵味方関係なく暴れる。デタラメに強い。というか鬼。特に終盤で覚醒してからは、ほぼ無敵の強さを見せつけてくれる。 ちなみに元の映画では、ブルース役を「ファイト・クラブ」のエドワード・ノートンが演じています。 |
マイティ・ソー |
ソー(クリス・ヘムズワース) |
![]() |
異世界アスガルドの雷神。地球への侵略を始めた弟ロキを追ってやってきた。愛用の金槌をブン回して戦う。金槌に雷を落とすこともできる。 ハルクと並んでアホみたいに強い。というか不死身。ガチムチの神。 |
バートン / ホークアイ(ジェレミー・レナー) |
![]() |
フューリー(サミュエル)の部下で弓の名手。生身の人間だけど肉弾戦もけっこう強い。ひたすらにイケメン。 ブラック・ウィドウ(スカヨハ)とは過去に何かあったらしい。 |
おわりに
これだけ知っておけば元の作品を一切見ていなくても楽しめると思います。それでも不安なら公式サイトのキャラ紹介の項を読んでおけば完璧です。前半は異星人に好き放題やられてばかりだったので見ていてちょっとストレスがたまりましたが、後半でアイアンマンらチーム・アベンジャーズが集結後、逆転モードに入ってからの爽快感がハンパなかったです。

ちなみに、エンドロールの途中で続編への伏線と思えるシーンと、最後の最後にちょっとしたおまけのようなシーンがあります。個人的には、このシーンの何とも言えないシュールな感じがかなりツボでした。
作品オススメ度 ★★★ おすすめ
関連作品
アイアンマン
アイアンマン2
キャプテン・アメリカ
インクレディブル・ハルク
マイティ・ソー
洋画アクション〜へ|★★★へ
余談ですが、本作は日本語の吹き替えをプロの声優ではなく、芸能人や俳優が担当しています。
この点はニュースにもなったくらいで、500件以上もあるAmazonのレビューでは「映画の吹き替えにはプロの声優を起用してよ」「せっかくの大作が・・」など、かなり酷評されています。