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バベル

「見ているコチラも旅行気分」ちょっとしたシーンにこめられた行間を読むのが楽しい群像劇。

DVDイメージ
2006年/アメリカ/143分/ドラマ
原題/Babel
監督/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
音楽/グスターボ・サンタオラヤ
キャッチコピー「届け、心。」「神よ、これが天罰か。」

あらすじ&登場人物

モロッコ、アメリカ、日本。まったく違う場所で進む物語。しかし、すべては小さな糸でつながっている。

モロッコ
上手くいっていない夫婦・ジャック(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)。スーザンはモロッコでの旅行中、乗車中の観光バス内にて、何者かに銃撃されてしまう。

アメリカ
ジャック夫婦のベビーシッター・アメリアは、息子の結婚式のためにメキシコに帰国しようとする。しかし、夫妻のトラブルのため、そのまま子供の世話をすることになる。それでも、アメリアは結婚式に行きたい。

日本
ろう者の女子高生チエコ(菊池凛子)は、母を失った悲しみから父ヤスジロウ(役所広司)をはじめ、すべての人間関係が上手くいっておらず、1人孤独を感じていた。

感想

どこかのレビューサイトで「音楽が良い」と評されていたので鑑賞しました。

評判どおり、いや、評判以上にいいですね、ハイ。感じとしては世界ウルルンで流れていそうな中近東っぽい音楽です。世界中が舞台になることもあいまって、見ているコチラまで旅行している気分になりました。

ストーリーは「お互いに理解しようとしているけれど、理解することができない、されない。そんなすれ違いを描きました」といったところでしょうか。

文化や言葉の違いが原因でたくさんのすれ違いが起こるのですが、その中でも、ベビーシッターのアメリアが警官と押し問答をするシーンが印象に残りました。

2人の話のかみ合わなさがなんというか、私たちがお医者さんやお店の店員と話がかみ合わない時に感じる「だーかーらー、そんなことが言いたいんじゃないんだよ・・」という残念さに近いんですよね。

私も見ていて思わず「あっ、こういうのあるある」とうなずきそうになりました。

一方、「時間軸が頻繁に前後するので、気を抜くとすぐに頭がこんがらがる」「説明不足な点が多く、登場人物のセリフやしぐさからそこに込められた心情や背景を読み取っていく必要がある」など、気になるところもそれなりにあります。

なので、ちょっとしたシーンにこめられた行間を読むのが楽しい、本作と似たような映画ロスト・イン・トランスレーションあたりが好きな人なら楽しめると思います。


参考動画:バベルのテーマ
美しい


作品オススメ度 ランク外・バカ

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設定について

本作の設定は旧約聖書の「バベルの塔」をモチーフにしています。

バベルの塔とは、天を目指した人間に対して快く思わなかった神が、罰として「人々に別の言葉を話させるようにした」ところ、人々はコミュニケーションがとれなくなってしまい、世界中に散らばっていったという話です。



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サントラについて
   
国内盤 輸入盤

2枚組で、日本版には2分ちょっとのボーナストラックが1曲収録されています。何気に坂本龍一の楽曲が入っています。
ボーカルなしのインスト曲がメインで、「何だこれ!?」と言いたくなるくらいにカッコ良いサントラです。

⇒関連:作業用のBGMにおすすめのサントラ10選




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