デイ・アフター・トゥモロー
ストーリーはオマケで、圧倒的な映像美を楽しむことにこそ意義がある映画。![]() |
原題/The Day After Tomorrow
監督/ローランド・エメリッヒ「紀元前1万年」
音楽/ハラルド・クローサー
あらすじ
気象学者のジャック・ホールは地球の温暖化により、近い将来氷河期が来る可能性があると考えていた。ジャックはその危機を副大統領に訴えるが相手にされなかった。しかしその数日後、「東京で巨大なアラレが降る、ロサンゼルスが竜巻によって甚大な被害を受ける」など、世界中で異常気象が起こり始めた。
ジャックが予想していた氷河期が到来したのである。

出演
デニス・クエイド=ジャック・ホール
ジェイク・ジレンホール=サム・ホール
エミー・ロッサム=ローラ
オースティン・ニコルズ=J.D
イアン・ホルム=テリー・ラプソン博士
感想
ローランド・エメリッヒといえばインデペンデンス・デイや2012といった「膨大な製作費をかけて恐ろしくクオリティの高い映像世界鑑賞前こそ「いくら本作の映像がすごいとは言っても、10年前の映画だし、今見たら物足りなく感じるかもしれないなあ」と思っていたのですが、実際に見てみるとまったくもってそんなことはなく、
なんだこの津波、スッゲぇ!竜巻も怖すぎ Σ(゚Д゚)
と、気がついたら画面の前に釘付けになっている自分がいました。

いち早く異変に気づき、どこかへ避難しようとしている鳥たちの図。嵐の前の静けさといった感じです。

竜巻キター!

自由の女神が水没しかけるほどの高さの津波。


一瞬で人間が氷漬けになってしまう吹雪(パーフェクトストーム)があるらしい。
映像以外では、「ジャック(父)が氷漬けになったニューヨークに取り残されてしまった息子(サム)を命がけで助けに行く」というストーリーがベタながらも良かったです。

このパパがまた格好いいんですよ。

息子役のジェイク・ジレンホール。ミッション:8ミニッツに出演していた人ですね。
自然災害をテーマにした映画って、似たりよったりの展開になってしまうことが多いので見ている途中で飽きてしまうことがよくあるのですが、本作は映像の迫力が飛び抜けてすごかったおかげで退屈することなく、最後まで楽しむことができました。
パニック映画が見たくなったときにはおすすめの1本。

作品オススメ度 ★★☆ 楽しめた
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