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ブルース・ウィリス主演の映画「ダイ・ハード」1と2をまとめてレビュー

ダイ・ハードは1と2が至高だと思うんです。

1


英題の「Die Hard」を意訳すると死に難い⇒しぶとい⇒不死身となるブルース・ウィリスの代表作、ダイ・ハード。

ダイ・ハードといえば、ブルース・ウィリスがタンクトップ1枚で血だらけになりながら「何で俺だけこんな目にあわなきゃいけないんだ」とか何とかボヤきつつテロリストとたった1人で戦うハメになる映画ですよね。

2016年1月現在、本シリーズは5作目(ラストデイズ)まであります。今回は、その中でも私が特に大好きな1作目と2作目をレビューしていきたいと思います。

1作目:ダイ・ハード

ブルース・ウィリスが機転を利かせてピンチを切り抜けていくさまがすこぶる格好良い。

DVDジャケット
1989年/アメリカ/132分/アクション
原題/Die Hard
監督/ジョン・マクティアナン「プレデター」
音楽/マイケル・ケイメン




あらすじ

クリスマスイブ、ロサンゼルス。NY市警のジョン・マクレーンは、別居中の妻ホリーと会うために彼女の職場ナカトミビルへ向かう。
マクレーンはビルのオフィスでホリーと会うものの、その直後、ナカトミビルはハンス・グルーバーらテロリストの襲撃にあい、占拠されてしまう。
敵はプロのテロリスト複数名、ホリーらビルの従業員はすべて人質、警察に通報しようとするも電話線はすでに切られている、味方は誰もいない。
マクレーンのたったひとりの戦いがはじまった。

2


レビュー

高層ビルからの飛び降りで知られる、記念すべきシリーズ1作目。

私が本作を鑑賞するのは5、6年ぶりくらいで、映画の内容はほとんど忘れていました。
正直、鑑賞前は「もう20年以上も前の映画だし、ブルース・ウィリスの元気な姿が拝めればいいか」というくらいの気持ちで内容については大して期待していなかったのですが、いざ実際に見てみると、時代を感じさせないくらいに面白かったです。

1番面白かったと感じたところは、主人公のブルース・ウィリスことジョン・マクレーンが身近にあるものを上手く利用してピンチを次々と切り抜けていくところです。

電話線が切られていることに気づくと火災警報を鳴らして警察への通報を試みる、マシンガンを壁に引っかけ、マシンガンのベルトをロープ代わりにしてビルの内部(シャフト)を移動する等、機転を利かせて状況を打破していくさまは見ていて楽しかったです。

3
追っ手から逃れるためにマシンガンをロープ代わりにしてビル内部を移動するマクレーン。とっさの判断でこういうことを思いつくのがすごいなあと。


特に極めつけは、ラストで妻のホリーが敵の親玉に人質にとられているシーンです。このシーンでマクレーンがホリーを助けるためにとった戦法は、映画史上屈指の格好良さじゃないかな、と思います。

主人公のマクレーンは決して超人などではなく、敵1人を倒すのもヒイヒイ言いながらというくらいの微妙な強さなのですが、そんなマクレーンが汗をかきながら、血だらけになりながら泥臭く戦い、最後には勝利をつかむという姿がすごく格好良かったです。

本編の序盤で人質の男性が1人テロリストに殺されてしまい、近くにいたマクレーンが「何で見殺しにしたんだ、助けに行ったら自分が殺されるからだ!」と、人質の男性を助けてあげられなかった自分を責めているシーンも印象に残りました。

もし仮に私がこの映画のような状況になったとしたら、自分と自分の大切な人だけが助かりさえすればよくて、他の人のことは二の次、という考えになりがちだと思うのですが、マクレーンはほんの数分会話をしたくらいの人(=ほとんど赤の他人)のことさえ本気で助けようとしている、というのが良かったです。

このシーンでは「決して超絶的な強さはないけど、正義感のあふれる警官」というマクレーンのキャラ設定が端的に描写されていたように思いました。

私はスティーブン・セガールジェイソン・スティサムのように主人公が超人的な強さで敵をねじ伏せていくアクション映画が大好きなのですが、本作のような、主人公に超人的な強さこそないものの、そのぶん人間味があって感情移入がしやすい映画もいいよなあと思いました。

味方の警官がアホばかりの中、マクレーンのことを唯一信用してくれているパウエル巡査部長との絡みも良かったです。

4
この人。良いキャラなのに、2ではほんの1、2分しか出番がなかったのが残念。


以上、アクションはもちろんのこと、マクレーンをはじめ、敵味方ともに魅力のある登場人物が多かったこともあり、20年以上も前の映画にもかかわらず、そんなことがまったく気にならないくらいに面白かったです。

5


作品オススメ度 ★★★ おすすめ

2作目:ダイ・ハード2

味方が無能すぎるのが気になったものの、アクションの面白さは健在。

DVDジャケット
1990年/アメリカ/124分/アクション
原題/Die Hard 2
監督/レニー・ハーリン「クリフハンガー」
音楽/マイケル・ケイメン




あらすじ

クリスマスイブ、ワシントン。マクレーンは飛行機でこちらに向かっている妻ホリーを迎えに行くため、ダレス国際空港に来ていた。
しかし、空港の管制室はスチュアート大佐らテロリストに乗っ取られ、飛行中の旅客機は着陸できなくなってしまった。旅客機は今のところ空中で待機しているが、燃料がなくなれば墜落してしまう。旅客機にはホリーも乗っている。
敵は複数のテロリスト、味方の警官は無能ばかり。妻を守るため、乗客の命を救うため、マクレーンのたったひとりの戦いが(以下略

2-1


レビュー

1作目に引き続き、クリスマスイブに単身テロリストと戦うハメになってしまったジョン・マクレーンのダイ・ハードシリーズ第2作目。

敵役の印象がイマイチ薄い、味方の警官がシャレにならないレベルで無能ばかりと、マクレーン以外の登場人物にことごとく魅力がなかったのが残念なものの、前作にあった身近にあるものを最大限に利用して状況を打破するというのは健在で、アクション映画としてはかなり楽しめました。

特に中盤、マクレーンが重いテーブルの下敷きになり、身動きのできない丸腰の状態で近くに落ちていた鉄パイプで歩行式のエスカレーター(動く歩道)のスイッチを押し、エスカレーターの上に落ちている拳銃を手元に誘導し、向かってくるテロリストを撃退するシーンには「うおお、すげぇ!頭良すぎだろ」と思いました。

2-2
こういう状況。エスカレーターの手前から銃を持ったテロリストがマクレーンを狙っています。この一見すると「誰がどう見ても詰んでいる状況」を切り抜けるさまが実に面白かったです。


ただこの映画、アクション部分は面白いですし、マクレーンは相変わらず格好良いのですが、先ほども少し触れたとおり、味方警官の無能さが本当にひどいんですよ。以下はその中でも特にひどいな、と感じたところです。

・テロリストが隠れている場所を探す、空港にいる一般客を避難させる等、具体的な行動を何もしようとせず、ただオロオロするだけ。バカじゃねえの、と言いたくなるくらいに何もしない。
・大変な状況になっているにもかかわらず、警察署長のロレンゾが終盤までマクレーンを邪険に扱い、挙句の果てには「言うことを聞かないと逮捕するぞ!」などとまで言う始末。

アクション映画の味方が無能ばかりなのは、主人公の格好良さを引き立たせるための様式美でもあるので、ある程度までは許容範囲なのですが、本作のそれはさすがにもうちょっと何とかならんかったのかなと。

あと、これを言っちゃうといけないような気もするのですが、本編の中盤でテロリストの手により、数百人の乗客が乗った旅客機が1機墜落(乗客は全員死亡)させられているにもかかわらず、ラストでテロリストを倒したことで映画がハッピーエンドのような終わり方をしているのが見ていてものすごーーく気になりました。

たとえテロリストを排除できたとしても、旅客機が1機墜落した時点で映画としてはバッドエンドじゃないのか、と思うのは私だけでしょうか・・。

2-3
エンディングで事件が解決し、満面の笑みで握手をする空港の警備責任者(左・無能)とエンジニア(右・そこそこ有能)。冷静に考えると、左の男性は今後責任問題でクビどころじゃすまないと思うのですがそれは


とまあかなりコキ下ろしてしまいましたが、全体を通してのテンポの良さやアクションの爽快感はかなりのものなので、映画としては十分に楽しめました。

2-4
妻ホリーのマクレーンに向かってのひと言。だってダイ・ハードってそういう映画ですし。


作品オススメ度 ★★☆ 楽しめた

出演者&登場人物

ブルース・ウィリスジョン・マクレーン(1、2に出演)
ボニー・ベデリア=ホリー・マクレーン(1、2)ジョンの妻
アラン・リックマン=ハンス・グルーバー(1)テロリスト
アレクサンダー・ゴドノフ=カール(1)ハンスの右腕
ハート・ボックナー=ハリー・エリス(1)ホリーの同僚。アホ
ポール・グリーソン=ロビンソン警視(1)アホ警官

レジナルド・ヴェルジョンソン=パウエル巡査部長(1、2)数少ないまともな味方
ウィリアム・アザートン=ソーンバーグ(1、2)アホニュースキャスター

ウィリアム・サドラー=スチュアート大佐(2)テロリスト
フランコ・ネロ=エスペランザ将軍(2)
デニス・フランツ=ロレンゾ署長(2)無能な味方その1
フレッド・トンプソン=トリュドー管制部長(2)無能な味方その2
ジョン・エイモス=グラント(2)特殊部隊隊長

感想まとめ

今回数年ぶりにダイ・ハードを見たわけですが、ジョン・マクレーンのキャラが立っていたこととアクション部分が面白かったこともあり、昔の映画だとは思えないくらいに楽しめました。

パルプ・フィクション交渉人のサミュエル・L・ジャクソンがパートナー役で登場するダイ・ハード3も面白かった記憶があるので、機会があればそちらも見てみたいと思います。

そうそう、みなさんはシリーズの中だとどれが1番好きですか?私はやっぱり初代の1が1番好きです。

おわり


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関連作品
RED/レッド ブルース・ウィリスが超強い。
ロングキス・グッドナイト 2のレニー・ハーリン監督の傑作アクション。
トゥルーライズ シュワルツェネッガーVSテロリスト。
エクスペンダブルズ シルヴェスター・スタローン主演。
デスペラード アントニオ・バンデラスのガンアクション。

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