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ゴジラ(1954年)

「エンターテイメント」としてではなく、人類が引き起こした「災害」としてのゴジラ。

DVDイメージ
1954年/日本/97分/怪獣
監督/本多猪四郎
特撮/円谷英一
音楽/伊福部昭(いふくべあきら)

あらすじ

夏のある日、太平洋上で貨物船「栄光丸」が謎の沈没事故をおこした。遭難しているところを救出された大戸島の漁師・政治(まさじ)は「巨大な怪物に襲われた」と証言した。島の老人がこう言った。「ゴジラの仕業だ」

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出演
室田明=尾形秀人
河内桃子=山根美恵子
平田昭彦=芹沢博士
志村喬=山根博士(古生物学者)

感想

私は子供のころからゴジラが大好きなんですけど、この「初代ゴジラ」は1度も見たことがなかったんです。「そんなにわかがゴジラ好きを自称したらあかんやろう!」と思ったので、今回は気合をいれて鑑賞しました。

見る前は正直言って「古い映画だし、モノクロだし、大したことないだろう」と思っていたんですけど、実際に見てみると意外や意外、けっこう面白かったです。


なんと言っても、ゴジラの描かれ方が他のゴジラ映画とは違っていることが新鮮でした。

ゴジラの「恐竜の生き残りが水爆実験の影響で突然変異した」という設定自体はいつもと一緒なんですけど、「適当に暴れて最後はいい雰囲気出してバイバイ」ってな具合の平成ゴジラシリーズとは違って、本作のゴジラはがちんこで暴れるんですよ。

私はそんな平成ゴジラが大好きです。


人が中にいる電車を引きちぎるわ、民家を踏みつぶすわ、高層タワーにかみつくわ。街を破壊し尽くすその姿はエンターテイメントとしての怪獣ではなく、まさに「災害・天災」という感じでした。バックで流れる音楽もおどろおどろしていていい感じ。

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人間ドラマもなかなか面白かったです。

・「ゴジラをやっつけないと」と考える主人公の尾形。

・「ゴジラは人間の身勝手で生まれたんだから、やっつけるなんてとんでもない」と主張する山根博士。

・「ゴジラさえも倒すことができる破壊兵器」を発明してしまった芹沢博士の苦悩。

・「人生を上手く生きていくためには、大切なことは決して人に言ってはいけない」ということを改めて認識させてくれるヒロイン・美恵子の暴挙。「ごめんなさい芹沢さん」じゃねえよ約束守れよお前


その中でも、終盤での芹沢博士の「この発明を悪用されるわけにはいかない」という男気あふれる行動は格好良すぎでした。


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芹沢博士マジいい人。


映像は古いですし、ストーリーも単純なんですけど、「人間ってつくづく自分勝手だよなあ」なあんて真面目なことをふっと考えさせられる、不思議な力のある映画ですね。

個人的には、オープニングであの有名な「ゴジラのテーマ」が聴けただけで満足です。

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関連動画
平成ゴジラのテーマよりもしっとりした感じ。


作品オススメ度 ★★☆ 楽しめた

関連作品
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トップへ|ページ上部へ|投稿日:2013/6/23

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