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人生に乾杯! 

くたびれた老夫婦が繰り広げる、微笑ましいクライムムービー。

DVDイメージ
2007年/ハンガリー/107分/ドラマ
原題/Konyec(〜を超えてという意味)
監督/ガーボル・ロホニ
音楽/カーボル・マダラース

あらすじ

ヨーロッパ、ハンガリー。エミルとヘディは年金生活を送る老夫婦である。年金はとても少なく、2人は公共料金の支払いさえままならない、貧しい生活を送っていた。
そんなある日、支払いが遅れているカタに妻ヘディの最後の誇りであり、2人の出会いのきっかけでもある「大切なダイヤのイヤリング」を取られてしまう。
カチ切れたエミルは強盗を決意し、1958年製の愛車・チャイカを走らせ、郵便局に突撃する。

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出演
エミル・ケレシュ=エミル・キシュ
テル・フェルディ=ヘディ・フェレギ
ユディット・シェル=アギ警部補
ゾルターン・シュミエド=アンドル刑事

感想

本作は老人版「明日に向かって撃て!」「俺たちに明日はない(ボニー&クライド)」とも言われているそうですね。でも管理人は2作とも見たことがないので、1本の映画として淡々とレビューさせていただきます。

笑いあり、涙ありの清々しい気持ちになれる映画ですね。1950年代後半の社会主義やら現代の高齢者問題やら、ハンガリーの社会情勢なんてちっとも知らない私でも楽しむことができました

強盗を続けるうちに「冷えきっていた夫婦仲が良くなっていく」という展開が良かったです。

その中でも、妻ヘディが男気あふれる啖呵をきった夫エミルに恥ずかしそうに「カッコよかったわ、あなた」とデレるシーンが印象的でした。おじいちゃんおばあちゃんのこういう描写には、若者の恋愛モノとは違った良さがありますね。

彼らを追いかける2人の若者刑事アギ&アンドルカップルが仲の良い老夫婦とは対照的に描かれているのも良いです。

やっていることは悪いことなんだけど、逃避行をする2人がとても楽しそうなので、見ているコチラまでなんだか応援したくなってしまう不思議な魅力もあります。
印象的には、ドイツのロードムービー「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」に近いですね。

以上、ちょっと疲れた時に見ると元気になれそうな映画ですね。ロスト・イン・トランスレーションあたりが好きな人なら楽しめると思います。

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作品オススメ度 ★★☆ 楽しめた

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余談
本編で登場するフォリントとは、ハンガリーの通貨単位です。ウィキペディアによると1フォリントとは、2012年4月時点で約0.36円だそうです。

劇中で「エミルら2人が一カ月に受給している年金は4万フォリント」という説明があるのですが、これは日本円に換算すると、4万×0.36で約14400円となります。

これっぽっちの年金なんかじゃ、エミルら2人が生活できないというのも「しょうがないよなあ」と思うと同時に、日本もこうなりつつあることを考えると「他人ごとじゃないよなあ」とも思います。





エンディングで流れたボーカル曲がかなりカッコ良かったんですけど、私の検索スキルでは誰の曲なのかがわかりません。エンドロールで確認しようにも、ハンガリー語なので意味がわかりませんし・・(´・ω・)




トップへ|ページ上部へ|投稿日:2013/3/3

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