交渉人
最初はサミュエルがキレてるだけで退屈なんだけど、冷静沈着な交渉人ケヴィン・スペイシーが登場してからは一気に面白くなる。![]() |
原題/The Negotiator
監督/F・ゲイリー・グレイ「ミニミニ大作戦」
音楽/グレーム・レヴェル
あらすじ
シカゴ。東分署の人質交渉人・ダニーは相棒ネイサンの殺害と年金基金横領の濡れ衣を着せられた。ダニーは無実を晴らすために内務捜査局に押し入り、局長・ニーバウムとその場に居合わせた他の3名を人質にとり、立てこもった。「俺はこの男以外とは話をしない」。ダニーは人質交渉人に西分署のクリス・セイビアンを指名する。
出演
サミュエル・L・ジャクソン=ダニー・ローマン
ケヴィン・スペイシー=クリス・セイビアン
感想
「サミュエルとケヴィン・スペイシーが見たい。それに、交渉ってちょっと面白そうだし」ただ、それだけで鑑賞しました。でも、最初は「えっ?この映画のタイトルって交渉人だよね?」と拍子ぬけするくらいに交渉しないんですよね。
といいますか、サミュエルがやっている交渉は、舌ったらずで感情まかせにしゃべっている相手を屁理屈や揚げ足取りで強引に言い負かしているだけのようにも見えました。正直、途中までは微妙です。
でも、中盤でケヴィン・スペイシーが登場してからは一気に面白くなりました。待たされただけあってか、ここから先はようやくタイトルでもある「交渉人」らしい大人の男どうしのクールな駆け引きを楽しむことができます。
特別に難しい推理や謎解きもないので、サスペンスが苦手な人でも楽しめると思います。
作品オススメ度 ★★☆ 楽しめた
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セルラー
洋画サスペンス〜へ|★★☆へ
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