マチェーテ
ロバート・ロドリゲス作品の常連、ダニー・トレホによる、ダニー・トレホのための映画。![]() |
ダニー・トレホ「時代がやっと俺に追いついたー」 |
原題/Machete
監督/ロバート・ロドリゲス「スパイキッズ」
音楽/ジョン・デブニー
あらすじ
メキシコの凄腕捜査官・マチェーテは麻薬組織のボス・トーレスに家族を惨殺されてしまう。3年後。アメリカのテキサスで日払い労働をしていたマチェーテは、ブースという男にマクラフリン議員の暗殺を依頼される。しかし、それは罠であった。怒り狂うマチェーテの反撃が今、始まる。
出演
ダニー・トレホ=マチェーテ
ジェシカ・アルバ=サルタナ・リベラ
スティーブン・セガール=トーレス
ロバート・デ・ニーロ=マクラフリン議員、ミシェル・ロドリゲス=ルース、ジェフ・フェイヒー=ブース、チーチ・マリン=神父、ドン・ジョンソン=ヴォン・ジャクソン、リンジー・ローハン=エイプリル
感想
本作は同監督の映画プラネット・テラーinグラインドハウスの冒頭で流れた偽予告の本編です。「時代がやっと俺に追いついたー」。私はこのB級臭さムンムンのキャッチコピーを見た瞬間に本作をレンタルしていました。どうやらその直感は正解だったようで、私がここ数カ月で見たアクション映画の中ではぶっちぎりで面白かったです。
手に持ったナタで首や手足をぶった切ったり、マシンガンを仕込んだバイクで突撃したりと、ダニー・トレホがアホみたいに強いです。「強面なのにどこか憎めない」という、コミカルなキャラクターとして描かれているのもいいですね。
ロバート・デ・ニーロとスティーブン・セガール。彼ら大物俳優の使い捨てっぷりもお見事です。

右はただのモブキャラ。
全裸でマチェーテと戯れるリンジー・ローハンをはじめとして、スタイル抜群の女性が多数登場します。ヒロイン・サルタナ役のジェシカ・アルバもかなり綺麗です。
どの映画でも似たような役ばかりしているミシェル・ロドリゲス姐さんのセクシーなタンクトップ姿と胸の谷間もバッチリ拝めます。

マチェーテ、美人ナースに看病されるの巻。実にうらやまけしからんですね。
以上、グロやエロがたっぷり、良識なんてカケラもない18禁の男向けゲス映画です。たまにはこういう、脳みそが筋肉でできた映画を見るのもいいものですよね。
個人的には、開始3分すぎに登場する娼婦の「甘ったるい声と話し方」がかなりタイプでした。あっ、どーでもいいっすね、すいません (∀`*ゞ)エヘヘ
ちなみに、2013年以降にはレディー・ガガやメル・ギブソンも出演する続編「マチェーテ・キルズ(情報元/映画.com)」が公開されるそうです。どんな映画になるかはわかりませんが、とっても楽しみです。

作品オススメ度 ランク外・バカ
関連作品
沈黙の戦艦 セガールの無敵劇場。
シン・シティ ジェシカ・アルバ出演。
アバター ミシェル・ロドリゲス出演。
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うんちく
本編でマチェーテは「CIAとFBIとDEAを束にしたような凄腕」と評されます。DEAとは、「アメリカの連邦麻薬取締局/Drug Enforcement Administration」のことです。DEAの役割は、その名前のとおり国内外の麻薬の取締です。
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