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おくりびと

お約束だろうが予定調和だろうが、アカデミー賞総ナメはダテじゃなかった。

DVDイメージ
2008年/日本/131分/ドラマ
監督/滝田洋二郎「壬生義士伝」
音楽/久石譲

あらすじ

大悟は東京でチェロの奏者をしていたが、所属していた楽団が突然解散し、職を失った。大悟はチェロの仕事を諦め、妻の美香とともに山形の実家へ帰った。
大悟は「旅のお手伝い」という求人広告を見かけ、面接に行く。しかし、その仕事は彼が予想していた旅行関係の仕事ではなく、亡くなった人の旅立ちのお手伝いをする「納棺師」という仕事であった。

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出演
本木雅弘=小林大悟
山崎努=社長
広末涼子=小林美香
余貴美子=上村さん

感想

この映画は、主演の本木雅弘が青木新門著「納棺夫日記」に書かれてある長年人の死を見届けてきた著者の生と死についての哲学に感銘を受けたことがきっかけで製作されたのだとか。

先が読めてしまうお約束的な展開が多いものの、アカデミー賞を総ナメにした実績はダテではなく、最後まで疲れることなく楽しむことができました。
物語のテーマは「納棺師について」「世間(映画の中)での汚れ仕事というイメージ」「父と息子」の3つでしょうか。

納棺を見ることなんて普段の生活ではほとんどないので、単純に「ほえ〜、こんな仕事もあるんだなあ」と、勉強になりました。

というか、私がこれまでに行ったことのある葬儀では、故人と対面した時には化粧や着替えが終わった後で、最後の納棺は遺族がしていたので、「納棺師」という職業があること自体知らなかったんですよね。

もっくんが仕事(旅立ちのお手伝い)をしている時の「緩やかながらも、凛とした動作」は美しいのひと言です。その芸術的な動作の数々は、素人の私が見ても、相当な練習をされたんだろうなあと思います。

山崎努の存在感は圧倒的でした。彼が演じた社長の言葉には「この人は一体どれだけの人間の死を見てきたんだ・・」と思わせる重みがありますね。

広末涼子は「俺もこんな嫁欲しい!」と思ってしまうくらいの良妻っぷりでした。普通の夫婦だったら、冒頭で大悟がやらかしたことだけで離婚モノの大騒ぎになると思います。

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「納棺師は汚い仕事」というイメージについては、良くも悪くも、先入観で物事を決める日本社会のあるあるだなあと感じました。私は仕事なんて本人が誇りを持っているのであれば何でもいいと思うのですが、周囲との兼ね合いを考えるとそうもいかないことが多いですしね。

映画としてだけではなく、「納棺師の仕事」を知るために見てみるのもいいかもしれませんね。

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作品オススメ度 ★★☆ 楽しめた

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コラ
参考:NEVERまとめ/おくりびとのコラ画像まとめ http://matome.naver.jp/odai/2133647546925111301



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納棺夫日記/青木新門 (文春文庫)
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本作はもともと青木新門氏の著書をそのまま映画化する予定だったものの、ロケ地の違いなど様々な事情により、まったく別の映画として製作されることになったそうです。




トップへ|ページ上部へ|投稿日:2013/3/25

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