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蝋人形の館

「あと30分短かったら完璧!」な良作スプラッタホラー。

DVDイメージ
2005年/アメリカ・オーストラリア/113分/ホラー/Rー15指定
原題/House of Wax
監督/ジャウム・コレット・セラ「エスター」
原作/チャールズ・ベルデンの戯曲
音楽/ジョン・オットマン

あらすじ

大学生のカーリーら男女6人は、フットボール試合観戦のため、車2台でスタジアムへ向かった。暗くなり、夜を明かすためにキャンプをしていた一行の前に不気味なトラックが現れた。翌朝、車が1台故障していた。
カーリーとその彼氏ウエイドは車の部品を購入するため、近くにあるアンブローズという町に行った。そこで2人は「トルーディーの蝋人形館」を見かける。「入ってみる?」

1
・ホラー映画では、むやみやたらと知らないところに入ってはいけない。

出演
エリシャ・カスバート=カーリー・ジョーンズ
チャド・マイケル・マーレイ=ニック・ジョーンズ(カーリーの兄)
ブライアン・ヴァン・ホルト=ボー、ヴィンセント(1人2役)
ジャレッド・パダレッキ=ウエイド
パリス・ヒルトン=ペレン(カーリーの親友)、ロバート・リチャード=ブレイク、ジョン・エイブラハムズ=ドールトン

感想

「人間を生きたまま蝋人形にするのが目的」という、芸術家肌の殺人鬼がアホな若者どもを蹂躙していく、テンプレどおりのホラー映画です。

2
蝋人形候補のみなさん。


「映画の世界観の説明や登場人物の紹介をかねた若者たちのやりとり」など、殺人鬼が登場するまでの前フリが長い(4〜50分くらい)ことが難点ではあるものの、そこさえ除けば、かなりの良作スプラッタホラーですね。

何といっても、最近の生ぬるいホラー映画にしては珍しく、残酷な描写がたくさんあることが良かったです。

「手の指をペンチで切り落とされる、アキレス腱をハサミでちょん切られる、生きたまま蝋をぶっかけられて固められる」など、見ているコチラまで痛くなってしまうような描写がたくさんありました。

3
捕まったら、女王様も真っ青な量の溶けた蝋をかけられ、生きたまま固められると。溶けた蝋って熱いんだろうなあ。


すべての怪奇現象がオバケや幽霊の類ではなく、人間がやっているという設定もナイス。建物や家具など、蝋で作られたセットの数々も見ていて楽しかったです。

4
この教会にいる人たちもみんな蝋人形。


登場人物も魅力たっぷりでした。では以下、本作の登場人物の紹介を簡単に。

カーリー(エリシャ・カスバート)
5
本作の主人公。演じている人が本職のモデルということもあってか、かわいいです。

6
作中でもかわいいという設定らしく、敵も味方もみーんなこの娘にぞっこん。
ニック(チャド・マイケル・マーレイ)
7
カーリーの双子のお兄ちゃん。最初は嫌な奴なんですけど、途中からは妹を守るナイスな兄貴に。彼がいなかったらこの映画の面白さはなりたたないんじゃないかというくらいに男前です。
ウエイド(ジャレッド・パダレッキ)
8
ひたすらにウザい、カーリーのバカ彼氏。入っちゃいけないところに目を輝かせてはずんずん入っていく、映画史上まれに見る「いらんことしぃ」です。

そのアホっぷりは登場人物にさえ「お前はどこにでも入るんだなぁ。 /みつを」とあきれられる始末です。

9
いや、ダメでしょ。


10
ダメだよね。


11
「たとえそれが人の店でも、カギが開いていたら勝手に入っていい」という新理論がここに成立。


12
・ホラー映画にありがちなこと:見知らぬ場所で出会った人は、だいだい殺人鬼。


13
もうダメだコイツ


14
ざまあww
ペレンとブレイク(パリス・ヒルトン、ロバート・リチャード)
15
・ホラー映画では、陽気な音楽をかけながら、服を脱いで盛り上がったりしてはいけない。
カーリーの親友・ペレンとその彼氏・ブレイクはこの手の映画お約束の「夜な夜な愛を確かめ合うことしか考えていない、アホな若者役」です。彼ら2人の潔いまでのバカっぷりには、とっても好感が持てました。

16
ズコー

過去のことや将来のことなど、意味深な伏線をいろいろと張っておいて結局全部なかったことにするテキトーさも素晴らしかったです。

以上、フレディVSジェイソンあたりの、登場人物が殺人鬼に問答無用でブチ殺されるスプラッタホラーが好きな人なら楽しめると思います。

18


作品オススメ度 ★★☆ 楽しめた

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余談
本作は1933年、1953年の映画「肉の蝋人形」の3回目の映画化作品です。
また、劇中の映画館で上映されていた映画は1962年の映画「何がジェーンに起ったか? 」です。

何がジェーンに起こったか?
私は見たことがないのですが、「小さいころにチヤホヤされた女の子ジェーンが大人になってからチヤホヤされなくなり、歪んでいく話」だそうです。



右のDVDには、1933年版と1953年版の2作品が収録されています。


サントラについて
スコア盤 コンピ盤

サントラは左と右で収録曲がまったく違います。左はインスト曲がメインのスコア盤。右は劇中で流れたロックな挿入歌が収録されているコンピ盤です。

私はTSUTAYA DISCASでコンピ盤をレンタルしたのですが、そこらのロックアルバムが裸足で逃げ出すくらいのカッコ良さでした。

やっぱりホラー映画にハードロックは相性バツグンですね。アルバムの構成は全12曲、50分で収録アーティストは「The Prodigy」「The Stooges」「Stutterfly」など。

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トップへ|ページ上部へ|投稿日:2012/10/24

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