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富江 アンリミテッド

ストーリーはつまらないんだけど、シュールなホラー描写は一見の価値アリ。

DVDイメージ
2011年/日本/85分/ホラー/R15指定
監督/井口昇「片腕マシンガール」
原作/伊藤潤二「うずまき」
キャッチコピー「恐怖の数珠つなぎ。」

あらすじ

写真部の女子高生・月子は下校途中に同じ学校に通う姉・富江と会う。富江は月子が憧れている先輩・俊夫と一緒だった。月子は富江に激しい嫉妬を覚えながらも彼女の美しさに心を奪われ、カメラのシャッターを切り続けていた。
富江はそんな月子に「写真って、撮っている人の心次第で醜くも写るらしいよ」とつぶやいた。その直後、富江は建設中のビルから落下してきた鉄骨に体を刺し貫かれ、月子の目の前で絶命する。
1年後、富江の誕生日。死んだはずの富江が何事もなかったかのように家に帰ってきた。月子の両親は涙を流しながら喜ぶが・・。



出演
荒井萌=月子
仲村みう=富江
多田愛佳=佳恵(よしえ)
大和田健介=俊夫先輩
大堀こういち=月子の父、川上麻衣子=月子の母

そもそも、富江ってなに?




原作未読の状態で本作を鑑賞したらストーリーがよく分からなかったので、本作をはじめとする「富江シリーズ」について簡単に。

・富江の正体は不明。

・富江は絶世の美女で出会った男を次々に魅了していく。

・富江にかかわった男はみんな何らかの理由で富江を手にかける。(殺害する)

・富江を手にかける理由は人によってさまざま。例:誰にも渡したくない、富江の存在に恐怖を感じた、など。

・富江を手にかけた男はみんな悲惨な最期を遂げる。

・富江は死んでも復活する。


ここまでをまとめると、富江の目的は「自分の魅力で男をたらしこみ、メロメロにした相手に自分を殺させ、その後で何らかの方法で自分を殺した相手の命を奪うこと」でしょうか。




「どのみち殺すつもりであればこんなまだるっこしいことをせずとも、はじめからサクっといけばいいのに・・」とは思うのですが、自分を愛した男の命を自分の手で奪うことに意味があるとか、快楽を感じるとか、そういったサイコさんタイプの幽霊なんでしょうかね。

では、本編の感想。

感想

はじめのうちは富江が生き返った理由や生き返った富江の目的などがまったく分からず、先の展開が気になったことと富江を演じた仲村みうさんの高飛車な演技のおかげもあってか、けっこう面白かったです。


いきなり串刺しになったりと、スプラッタ描写もなかなかのものでした。


でもこの映画、面白いと感じたのははじめだけで、途中からはもうただのシュールなギャグ映画にかわってしまうんですよね。



お父さんが富江(娘)の髪の毛を頬ずり&くんかくんかしているあたりから雲行きが怪しくなりはじめて・・。



富江の肩にスターウォーズのジャバザハットが現れたあたりで私の肩が震えはじめて・・。



月子がジャバザハットに目つぶしを食らわせたところで私の腹筋はついに崩壊。



主人公の月子ともども、何とか気を持ち直してお弁当を食べようとするも・・。



弁当箱の中には富江が。ぎゃー



終盤ではもう何が何やら。


・・・っとまあこんな感じで、ストーリーは見事なまでにつまらなかったんですけど、いたるところに散りばめられているホラー(ギャグ?)要素はなかなかシュールで面白かったです。

包丁で何度も刺したり、生きている人の体を真っ二つに引きちぎったりと、残酷な描写はそれなりにあるのですが、画面が暗くてよく見えないことが多いので、目を覆うほどエグいと感じるようなシーンはなかったです。

以上、間違っても面白くはないんですけど、ネタとして見るぶんにはアリなのかなあという感じの映画ですね。


ゴミを見るような目をした仲村みうさんが素敵。


作品オススメ度 ★☆☆ イマイチ

関連作品
戦闘少女 血の鉄仮面伝説 井口昇監督
吸血少女対少女フランケン
テケテケ1、2 仲村みう出演
エスター
呪怨1、2(ビデオ版)

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富江シリーズの順番について

「富江」は伊藤潤二のホラー漫画が原作です。
2014年現在、映像化されている作品はテレビドラマをふくめて全部で9つあります。シリーズの順番は以下のとおりです。

1.富江(富江役が管野美穂)/1999年公開

2.富江 恐怖の美少女(テレビドラマ・全3話)/1999年

3.富江 replay /2000年

4.富江 re-birth /2001年

5.富江 最終章 -禁断の果実- /2002年

6.富江 Beginning /2005年

7.富江 Revenge /2005年

8.富江 VS 富江 /2007年

9.富江 アンリミテッド /2011年








トップへ|ページ上部へ|投稿日:2014/7/6

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