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トゥルーマン・ショー

家族も、友人も、恋人も。もし自分の人生が誰かに作られたものだとしたら?

DVDイメージ
1998年/アメリカ/103分/ドラマ
原題/The Trueman Show
監督/ピーター・ウィアー
脚本/アンドリュー・ニコル「ガタカ」

あらすじ

海にかこまれた島・シーヘヴン。青年トゥルーマンは妻メリル、親友マーロンらに囲まれ、幸せな毎日をすごしていた。しかし、トゥルーマンには本人さえ知らない秘密があった。
トゥルーマンの人生は、彼が生まれた瞬間からテレビ番組「トゥルーマン・ショー」として24時間、休むことなく放映されていたのだ。そう、シーヘヴンという島自体が番組のセットなのである。



出演
ジム・キャリー=トゥルーマン・バーバンク
エド・ハリス=クリストフ/番組の製作者
ローラ・リニー=メリル・バーバンク/ハンナ・ジル
ノア・エメリッヒ=マーロン/ルイス・コルトラン
ナターシャ・マケルホーン=ローレン・ガーランド/シルヴィア

感想

もし自分の人生(運命)があらかじめすべて決まっているとしたら?

そして、当の私たちはそのことに全く気づかずに「何者か(神)の手によって敷かれたレールをさも自分たちが自ら選択したものとして歩いている」としたら?

一度くらいはこんなことを考えたことがある人も多いと思うんですけど、本作はまさに「何者かの手によって用意された人生を映像化したらこうなる」という感じの映画でした。


私はその中でも、本編が3つの視点から描かれているのが印象に残りました。

1.自分の人生が誰かに見られていることに薄々気づき、島からの脱出を試みるトゥルーマン。

2.妻や友人、職場など、彼の身のまわりの環境を演出するTV番組の製作者。

3.人気番組「トゥルーマン・ショー」を楽しむ視聴者。



1.トゥルーマンの視点

トゥルーマンはただ「島から出たい」というだけなのに「船を使ってもダメ、バスを利用してもダメ」など、あらゆる力で妨害されるんです。
私はその光景から世の中には、どう頑張ってもどうにもならないこともあるということを見せつけられているような感じがしました。

たま〜にありません?

「ひょっとしたら、誰かに仕組まれているんじゃないか?」っていうくらいに物事が上手くいくときや、その反対で何をやってもちっとも上手くいかないときって。

どういう理屈でそうなっているのかは分からないんですけど、上手くいくときは何をやっても上手くいくし、上手くいかないときは何をやっても上手くいかないんですよね。


ヤラセの雨。


2.番組の製作者の視点

エレベーターの奥にスタッフの控室があったり、「妻メリルとの出会い〜ダンスをするまでのくだり」が不自然すぎるくらいに出来すぎているさまには、まさに「TV番組の裏側を見た」という感じがしました。




広告が番組(映画本編)の中でさりげなく宣伝されているところでは「ああ〜、TVってこういう風にして収益を上げているんだ」と、ひとつ賢くなりました。


スポンサーあってこそのTV番組なんですね。


3.視聴者の視点

本編で放映されている番組「トゥルーマン・ショー」の視聴者は、主人公トゥルーマンの行動を夢中で見ているんですけど、その様子がまんま「TVを見ているときの私たちの姿」でした。


ワールドカップを見ているときのような。


特に「あぁ〜、わかるわかる!」と思いながらも、製作者に見透かされているような気がする、本編ラストの視聴者のリアルすぎる反応は必見です。


フィクションなのに、どことなくリアル。そんな感じの映画ですね。


個人的には、番組の製作者クリストフ(エド・ハリス)がシーヘヴンを脱出しようと試みるトゥルーマン(ジム・キャリー)に向けて言う「深みのあるセリフの数々」にいろいろと考えてしまいました。


息子を見る父親のような優しい眼差し。


作品オススメ度 ★★☆ 楽しめた

関連作品
イエスマン ジム・キャリー主演。
ES(エス) リアル。
桐島、部活やめるってよ すげーリアル。
バタフライ・エフェクト
ガタカ 生まれ持った遺伝子でほとんどのことが決まってしまう世界。

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トップへ|ページ上部へ|投稿日:2013/8/3

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