トップた行/★★★/邦画ツレがうつになりまして

ツレがうつになりまして

「ここまでツラいの!? (´;ω;`)」うつ病じゃない人こそ見ておいた方がいい映画

DVDイメージ
2011年/日本/121分/ドラマ
監督/佐々部清
原作/細川貂々(てんてん)「ツレがうつになりまして」「その後のツレがうつになりまして」「イグアナの嫁」

あらすじ

会社員の崎幹夫は、曜日ごとに着けるネクタイを決めているくらい几帳面で真面目な男である。夫はマイペースな性格の妻・晴子のことをハルさん、晴子は幹夫のことをツレと呼ぶ。
ある朝、幹夫はいつもどおりお弁当を作ろうとするが、どういうわけか作れなくなってしまう。

出演
宮崎あおい=崎晴子(ハルさん)
堺雅人=崎幹夫(ツレ)
イグアナ=イグ/崎家のペット

感想

冒頭で出社前のダンナ(ツレ)に朝ご飯も作らず、寝巻姿でゴミ袋だけ渡すヨメ(ハルさん)の姿には、「おお、結婚とはなんて恐ろしいものなんだ」とビビりましたが、ツレが発病してからのハルさんの献身的な支えには、思わず「結婚っていいかも」と思ってしまいました。

っと、話がそれてしまいましたが、本作は原作者細川貂々さんとそのご主人・望月昭氏の実話を元にした映画ということもあってか、実際にうつ病になったことがない私でも「うつ病ってこんなにツラいの・・!?」と感じました。

電話ができなくなったり、料理ができなくなったり、外に出れなくなったり、眠れなくなったり、自分を責めて涙を流したり。今まで当たり前のようにできていたことができなくなるということが怖いですね。

ツレのお兄さんが「男は頑張ってなんぼだ!」と励ますシーンからは、「頑張れっていうのは、普通の人にとってはなんでもない言葉でも、うつ病の人にとってはとんでもなく傷つく言葉なんだ」ということを改めて思い知りました。

病気のことを何も知らない周りの人が「良かれ!」と思ってやったことがうつ病の人をかえって苦しめることになるかもしれないんですよね。

うつ病の人は頑張って、頑張って、頑張り続けて、限界を超えるまで頑張ったからこそ、うつ病になってしまった。だからこそ、彼らには十分な休息をとることや「もう頑張らなくていいんだよ」という言葉が必要なんですよね。

ここでいきなり私個人の話となり恐縮なのですが、私は大学を卒業してすぐに就職できなくて、数か月間バイトも何もせずにニートをしていた時期があったんですね。

で、その時は毎日のように「両親や世間に対して申し訳ない、何よりも情けない」「何とかしないといけない、でもどうすればいいかがわからない・・というか社会に出るの怖い」こんな感じの自分を責めるようなことばかり考えていました。

本編中盤、ツレの「ここにいることの申し訳なさ」がMAXになるお風呂場のシーンからは、その時に感じていた「誰かに聞いて欲しいけど、結局は自分の責任なので、誰にも話すことができない。

それに、言葉にしようにも上手く言葉にできない苦しい気持ち」を思い出し、思わず涙が出てしまいました。

まあ、今にして思えば、私の場合はただの甘えだったと思いますが(笑


病気の苦しさを知らない私がこんなことを言うのもなんだかおこがましいのですが、うつ病のリアルなツラさを描いた本作は、劇中で本を出版したハルさんが言うように、「誰でもなる病気だからこそ、偏見を持たないよう、病気ではない人にこそ読んで(見て)欲しい」と思う映画ですね。

イメージ1
ペットのイグとの3ショット。宮崎あおいさんはかわいいですね (´∀`)


作品オススメ度 ★★★ おすすめ

関連作品 考えさせられる映画とかヒューマンドラマとか。
それでもボクはやってない
告白
グッド・ウィル・ハンティング
イキガミ
マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

邦画へ|★★★へ



(視聴可)

上記右の「ツレうつクラシック」はクラシック好きのツレ(望月昭氏)さんが選曲したクラシックアルバムだそうです。




トップへ|ページ上部へ|投稿日:2013/2/16

Menu

ジャンル
洋画 アクション・SF
洋画 サスペンス・ホラー
洋画 ドラマ・コメディ
邦画
アニメ
面白さ
★★★ おすすめ
★★☆ 楽しめた
★☆☆ イマイチ
ランク外 B級、バカ、他
50音順
    
    
  や・ら・わ

運営
プロフ画像
管理人
映画やサントラのことを細々と書いています。ゆっくりしていってくださいね。
コラム
リンク・お問い合わせ